春到来!!オサムシ科昆虫の活動開始確認

夜の雑木林って不気味ですよね…
そんな時は足元を見てください。
美しい宝石たちが歩いています!

久しぶりに夜の散策に行ってきたのでそこで出会ったオサムシ科の昆虫を一部ご紹介します。

アオオサムシ 関東平野多摩川以北亜種
(カントウアオオサムシ)
Carabus insulicola kantoensis 

綺麗な緑色やオレンジ色をしたオサムシです。この時期見れる昆虫の中ではかなり大きい部類です。個体数はかなり多く、もう少し季節が進んで5月上旬になると交尾中の個体やミミズを捕食している個体を多く見かけます。
(2021.3.24撮影 標本は2020.5.1に採集したもの)

オオアトボシアオゴミムシ
Chlaenius micans (Fabricius)

前胸が赤く前翅の緑に黄色い点が入った美しいアオゴミムシの仲間です。関東では、個体数が多いので簡単に見ることができます。
(2021.3.24撮影)


キボシアオゴミムシ
Chlaenius posticalis Motschulsky

前胸の色は赤〜銅色で全体的に赤黒く、前翅にある一対の黄紋の色が明るく美しいアオゴミムシの仲間です。公園や丘陵地などで多く見ることができます。
(2021.3.24撮影)

これにそっくりなアオゴミムシの仲間があと数種いますがそれはまた今度ご紹介します。

今回の散策で確認できたオサムシ科の昆虫はこんなところです。これからの季節たくさんの昆虫が動き出し雑木林が賑やかになるのが楽しみです!(Y.Onoda)



おまけ
散策の帰りにアマガエルを発見しました。
よく見ると沈まぬように一生懸命水草に掴まっています!
まるで人間みたいで面白いですね。
(2021.3.24撮影)

常総みどりの会

常総みどりの会は茨城県の南西部をフィールドとした自然を観察する同好会です

0コメント

  • 1000 / 1000